あまり楽しい話題でなくて恐縮ですが、事件に関する情報が入ってきました。
実は2023年5月、東京台東区にある高級ソープ「夕月」で従業員の30代女性が客の男に首などを刃物で刺されて死亡するといういたましい事件が起こってしまいました。
この事件を受けて、東京台東区から離れること幾千キロ。四国にある香川県高松市のソープランド「秘書コレクション高松店」から、金属探知機を導入するという発表を行いました。
その後、全国各地のソープでも金属探知機を導入するという発表が相次いで行われたというのがここ数ヶ月の流れとなっています。
ここでは、なぜこのようなことが起こっているのか、また金属探知機はどのようなものなのかについてご紹介していきます。
目次
吉原ソープ「夕月」雪華さん殺人事件の概要
それでは今回の事件についてどのようなことが起きたのかご紹介していきます。
まず、今回の事件は冒頭でもお伝えした通り、吉原にある高級ソープ夕月の雪華さんという従業員の方が客の男にナイフで首を刺されて死亡した事件です。
また、関係筋からの情報によると客の男についても自ら腹部を刺すということで怪我をしているという情報が入っています。
これにより、Twitter界隈ではいわゆる「ガチ恋客」による心中行為ではないかとの見方も広まっています。
事件としては、やはり男が心中をはかったものと見て間違いなさそうな状況にあります。
それでは、なぜこのような事件が起こってしまったのか。
2つのポイント・視点から確認していきましょう。
ポイント1:色恋営業がマニュアルの地盤があった?
もともとこのお店は、吉原のソープの中でも突き抜けて色恋営業を行うように指導されていたという情報が複数の方から寄せられています。
つまりこれが事実であれば、マニュアルとして「色恋をせよ」というお達しが店から出ていたことになります。
また、こうした地盤の関係でいわゆる勘違い客やストーカー客が発生しやすい地盤が存在していたと指摘する声もあります。
こうした要素から、色恋営業が今回の事件のある意味での引き金となってしまったという考え方が妥当と言えます。
ポイント2:以前にも同様の事件が発生していた
そしてもう一つ語らなければならないポイントがあります。それが、過去に同じお店で発生した殺人事件に関する内容です。
元々、このお店は2003年・今から20年ほど前の話になりますが、当時夕月の人気ソープ嬢が他店の従業員である男性によって店内で首を絞められて殺害されるという凄惨な事件が発生していました。
このような事件が過去に起こっていながらも、今回同様の事件が再び発生してしまったことから、同店のマニュアルや運用体制に問題があったのではないかとする声が業界各方面から聞こえてきているような状況にあります。
秘書コレクションが金属探知機を導入!理由は?
今回の東京都内での事件を受けて、四国にある大衆ソープである秘書コレクションが金属探知機の導入を発表しました。この理由を独自の視点から考察していきましょう。
在籍女性の安全配慮が必要だから
まず最も考えられる大きな理由としては、やはり在籍している女性への安全配慮が必要な時代であるという判断によるものでしょう。
今回の事件は言うまでもなく起こってはならないものですが、やはり男女の感情がもつれ合うこの特殊な業界において、在籍女性の安全配慮は何よりも優先されるべき内容です。
こうしたことから、今回金属探知機の導入という顧客からのイメージダウンを招く可能性のある強い措置を取ったということになります。
従業員と嬢のトラブル防止
もちろん、男性従業員と女性従業員同士のトラブル防止という観点もあることでしょう。
場合によっては、人気ソープ嬢に近づくためにソープの従業員になる男性も可能性としてはゼロではありませんから、こうしたところからも事件発生を未然に防ぐために金属探知機を導入したということが考えられます。
もちろん、金属探知機にかけられるのはお客様だけではなく、従業員も同様と考えて良いでしょう。
実際に秘書コレクションが従業員に対しても金属探知機による検査を行っているかどうかは不明ですが、多くの金属探知機導入を発表・追随しているソープでは、従業員に対する金属探知機検査も行っているものと考えられます。
そもそも金属探知機とは何なのか
金属探知機なんて設定されたら、仰々しくて目立つ!ソープに入ることができないじゃないか!という方もいらっしゃるかと思います。
そこで、ここでは一般的に今回ソープ店で導入されているであろう金属探知機について解説していきます。
まず、空港の保安検査場などに設置されている金属探知機は、いわゆるゲート型と言われており、こちらは高精度に金属の有無を探知するものとなっています。
ただし、ソープランドで導入されている金属探知機については、このゲート型ではなく小さめのハンディ型の金属探知機であることが考えられます。
こちらは文字通り金属を身につけていないか、あるいは隠し持っていないかどうかを探知する装置となりますが、反応するのはナイフや刃物類が該当すると思っていただいて差し支えありません。
というのも金属探知機の感度を調整することによって、例えばベルトのバックルであったりピアスについては反応せず、ある程度の大きさの刃物だけ感知するといった使い方も不可能ではないのです。
今回の事例でも、こうした調整が行われている可能性が極めて高いと言えるでしょう。
まとめ
男女の感情がもつれ合う特殊な業態だからこそ、このような事件は絶対に起こってはならないものです。
しかし、今回東京都内で20年ぶりに同様の事件が、それも同じ店舗で発生してしまったことを考えると今回の金属探知機導入という決断はある意味で英断と言えるかもしれません。
事実として多くのソープランドがこの秘書コレクションの決断に追随していることからも、業界の健全・安全化が業界の内側からも懸念されていると言えるでしょう。
安全に楽しくお遊びをするためにも、積極的に協力してあげましょう。
著者・監修者詳細:吉ラン運営局
プロフィール:吉原専門のサイトを運営して約10年。「絶対に失敗したくない!」「初めてで不安」といった方に向けた口コミで評判の優良店を紹介しております。